お椀の専門店 三義漆器店
 塗りの達人「賢三」・筆の達人「隆華」の二人の伝統工芸士の作り出す高級漆から
食器洗浄機・電子レンジ対応のお椀などど、器全般の製造をいたしております。

ブログでは、工房や工場、スタッフの日常などの日々をご紹介していきます。



ラジオ放送

本日、 ラジオ福島にて 
弊社の営業 斉藤 悠 と 社長 曽根 佳弘 の出演いたしました
                              ラジオ放送があります!!!!!



16:30 より 放送いたしますので、お時間があったらぜひお聞きくださいませ。

ラジオ福島 が放送されない地域のみなさまにはごめんなさい。





以下、放送番組 の コメントです。








http://fmf.jp/ftsmile/







放送日 7月8日夕
株式会社 三義漆器店
代表取締役 曽根 佳弘さん  営業担当 齋藤 悠さん

 会津若松市の創業80年の漆器店で、汚れの落ちやすい塗料を使った食器「エコ&エコ」の量産化に成功しました。油の汚れが付きにくく、水はじきがよいことから節水につながり、エコロジーにも役立っています。主として量販店で売り出されていますが、3年前の東日本大震災の避難者が使っている食器がヒントとなって誕生しました。
 三義漆器店は社長の曽根佳弘さんの祖父が80年前に創業した漆器会社で、今年6月には株式会社化50年を祝ったばかりです。30年ほど前から木製漆器だけでなく、木地の代わりに樹脂を使い、漆の代わりに化学塗料を使ってつくる合成漆器の製造メーカーになりました。
 今回のエコ&エコ食器は同社が大震災を機に、塗料メーカーと協力して撥水の強い塗料を開発、この塗料を合成漆器に塗って汚れにくい、汚れの落ちやすい食器の量産化に成功したのです。「このような塗料で漆器の量産化に成功したのは、世界で初めてでは」と、曽根社長は話しています。
 エコ&エコ食器はこれまでの同じ食器と比べて値段がやや高くなりますが、節水につながるほか、洗剤が少なくて済む、食洗器使用の場合は電気代が安くなリ、手間もかからないなどの利点があります。同社営業の斎藤悠さんは「エコ&エコ食器の表面に油性ペンで字を書いても、はじかれてしまって文字にならないほど。食器の汚れも気にならなくなった、という声も寄せられています」と、エコ食器の威力をPRしています。
 三義漆器店では大震災の際、会津若松市内の避難者に食器類を無償で配布した際、使った食器の汚れを洗い落とす水が不足して、食器を満足に洗えないケースをしばしば体験したという。「水が少量でも汚れ、油を洗い落とせる食器ができないか」と、思いつきました。1年半の試行錯誤で商品化に成功したが、今後は登山用食器など開発塗料を生かした新しい商品づくりを続けていくそうです。


▽所在地=会津若松市門田町漆器工業団地1998-3
     ▽電 話=0242-27-3456